そういえば、蕎麦を打たない日はあっても。。
一眼レフカメラにさわらない日はない。
そもそもは「蕎麦を忠実に撮りたい」というのがきっかけでニコンを入手。
蕎麦打ちの上達より、撮影の上達のほうがはやかったという噂もちらほら。
蕎麦ばかりじゃ飽きるので、鳥を追いかけたり。
といっても鳥は逃げるので、逃げないのを撮ったり。
最近、「俺はカメラが好き」だということを自分の中で認めた。
よく「何を撮るの?」と聞かれ、「ん~~」「特に決めてなくて」などと濁してきたが、「カメラが好き」ということになると答えは簡単。
「カメラを試しているだけです」
きっぱり。
麦が写るかどうか試してるだけ。
タヌキが写るか試す。
森を貫通する陽光が写るかを試写。
と、まあ。行き当たりばったり撮るわけだが、先日、ようやく明確に撮りたいものをみつけた。そのシャッターチャンスは、私が魚を食すときに訪れる。
そいつはカーテンの向こうから現れる。
くっ、ブレた。。。
いま。とにかくこれを狙っている。
次はシャープに撮ってやろうと燃え、フクちゃんの好きな魚を焼き、照明を用意して待つが、彼女はこの後、カーテンを迂回するようになった。おそらく私の行為をこう認識したに違いない。
「罠」
やはり、撮影スタイルを肩ひじ張らぬ「試写」にもどして再挑戦しよと思ふ。
フクちゃん、明日も一緒にお魚食べようね。